新宿パークタワーのすぐ横に、銀世界稲荷神社という不思議な名前の神社を見つけました。
石碑の由来を読むと、江戸時代この辺り一体は某大名の下屋敷で、その庭は銀世界と呼ばれ、沢山の人が梅見に訪れる梅の名所だったそうです。今も何本かの梅の木が植えられています。
江戸時代に「銀世界」と名づけられ梅の名所だったこの地に、明治45年にガスタンクが作られました。昭和42年にはそのガスタンクも取り壊され、そのあと平成6年にできたのが、52階建て超高層ビル新宿パークタワーです。この場所の名残を伝えようと同じ時に作られた銀世界稲荷は、新宿パークタワーの西側に静かに佇んでいます。
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