複合フローリング(合板フローリングとも呼ばれる)とは、合板の表面に木材を 薄くスライスした突き板(単板)を張ったものです。(中には木目を印刷したシートを貼っただけのものもあります)
この突き板の厚さが、複合フローリングと呼ばれる材料の表情や価格を大きく左右します。突き板の厚さは4〜0.3mm程度ですが、1mm以下のものが圧倒的に多く出まわっています。
左上の写真は突き板の厚さが2mmある複合フローリングです。この位の厚さものが張られていると、無垢フローリングとほとんど見分けはつかず、無垢フローリングの欠点である ”狂い” の問題もほとんどないので、こちらの方が使いやすいとも言えます。右上の写真は白い色をかけブラッシングしたものです。
複合フローリングには、クリア塗装したものだけでなく、無垢の良さを残しつつ、ひと手間かけた多彩な表情のものがあり、フローリングの選択の幅が広がってきています。
>>IOC(アイオーシー株式会社):多彩な表情の複合フローリング・無垢フローリングなどを扱っている。
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