ほぼ1年前から設計を開始したSE構法の二世帯住宅『みんな集まる家』(木造3階建・SE構法)は、昨日から建て方を行い、今日、上棟の日を無事に迎えることができました。
これから年内の完成に向け、気を引き締めていきたいと思います。
上に登ってみると、周りにはまだ2階建てが多く、その屋根越しに埼京線や首都高が見える気持ちのいい眺めでした。
いつもながらSE構法の骨組みはどっしりと、かつ、整然と見えます。
土台は12×10.5センチのアラスカイエローシダーの集成材(SE構法の土台は、在来工法にくらべて構造的な重要度が低いです)、柱は12センチ角の欧州赤松の集成材。
平面的に斜めにかかる梁も、角度を付けた接合金物を作ってきれいに納まりました。
建て方で活躍した、初めて見る形のタワークレーン。(仏)POTAIN(ポテイン)社製のもので、驚くことに100Vの電源で動くのだそうです。ポテインクレーンは音が静かで、折り畳んでトラックで持ち運びでき、狭小敷地の建て方にはもってこいの優れものでした。
9月17日(土)、18日(日)には、構造見学会を行ないますので、ご興味ある方はご連絡を。
>>地震や台風に負けない家づくり SE構法の構造計算・・・木造住宅のおける構造計算の大切さについて一般の方にもわかりやすく解説された動画です。
夕方、一段落したところで簡単に上棟式をおこないました。(記念撮影を忘れてしまったのが残念)
上棟のお祝いにいただいたビールには、今、2014年サッカーワールドカップ・アジア三次予選を戦っている、日本代表 SAMURI BLUEのメンバーが。(表は2011年6月7日・対チェコ代表戦の先発メンバー)「なでしこJAPAN」も見てみたいですね。
【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
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