木造住宅の屋根と外壁の防水検査 TNMハウス

TNMハウス』の屋根と外壁の防水施工の確認に行きました。

屋根はガルバリウム鋼板の竪ハゼ葺きですが、今回はキャップ式でハゼ締めが不要な、セキノ興産の立平ロック20型を使用しています。

屋根の棟部分(てっぺん)に付いていつのは棟包み金物。ここは屋根の通気を抜く部分ですが、同時に防水の弱点にもなりやすい部分ですので念入りに確認。

右写真の軒先はこれから折り込まれます。

内側からも雨漏りがないことを確認。昨日のような暴風を伴った雨は、一番良い実地試験になります。

この建物の外壁は耐火等級4(最高等級)をとっており、外壁には厚さ12.5mmのプラスターボードを2枚重ねで張ります。黄色のシートは気密シート。

2.5階の高さにあるルーフバルコニーの床はFRP防水です。

>>関連ブログ2011.9.29 屋根FRP防水工事 みんな集まる家

ドレインやオーバーフロー管廻りの施工を確認。

>>関連ブログ2010.9.8 住宅 屋上テラスやルーフバルコニーの雨水排水

サッシ下端の防水の施工状況。防水立ち上がり高さが、サッシ下端で規定の12cm以上あることを確認。

室内側からサッシ廻りの防水の施工状況を確認。防水はサッシの下は窓台の上面に、左右は下地材の下側の30cm程度塗られています。

内側からも漏水のないことを念入りに確認。窓の外がルーフバルコニーです。

外壁に付く窓廻りの防水確認。窓の下側に見えるグレーのシートは、サッシ下端の裏側に発生することがある結露の対策用の防水シートです。

内側から、先ほどのグレーの防水シートが窓台上面に折り込まれていること、左右にも立ち上げがあることを確認。

外壁の透湿防水シートの施工状況、重ね幅10cm以上の確認。

タテ胴縁がサッシ下端と隙間をあけて施工され、外壁通気の流れが阻害されないことの確認。

>>関連ブログ2012.3.12 TNMハウス 竣工写真

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【設計事務所アーキプレイスでの屋根にガルバリウム鋼板を使用した事例】


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