『TNMハウス』の屋根と外壁の防水施工の確認に行きました。
屋根はガルバリウム鋼板の竪ハゼ葺きですが、今回はキャップ式でハゼ締めが不要な、セキノ興産の立平ロック20型を使用しています。
屋根の棟部分(てっぺん)に付いていつのは棟包み金物。ここは屋根の通気を抜く部分ですが、同時に防水の弱点にもなりやすい部分ですので念入りに確認。
右写真の軒先はこれから折り込まれます。
内側からも雨漏りがないことを確認。昨日のような暴風を伴った雨は、一番良い実地試験になります。
この建物の外壁は耐火等級4(最高等級)をとっており、外壁には厚さ12.5mmのプラスターボードを2枚重ねで張ります。黄色のシートは気密シート。
2.5階の高さにあるルーフバルコニーの床はFRP防水です。
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ドレインやオーバーフロー管廻りの施工を確認。
>>関連ブログ2010.9.8 住宅 屋上テラスやルーフバルコニーの雨水排水
サッシ下端の防水の施工状況。防水立ち上がり高さが、サッシ下端で規定の12cm以上あることを確認。
室内側からサッシ廻りの防水の施工状況を確認。防水はサッシの下は窓台の上面に、左右は下地材の下側の30cm程度塗られています。
内側からも漏水のないことを念入りに確認。窓の外がルーフバルコニーです。
外壁に付く窓廻りの防水確認。窓の下側に見えるグレーのシートは、サッシ下端の裏側に発生することがある結露の対策用の防水シートです。
内側から、先ほどのグレーの防水シートが窓台上面に折り込まれていること、左右にも立ち上げがあることを確認。
外壁の透湿防水シートの施工状況、重ね幅10cm以上の確認。
タテ胴縁がサッシ下端と隙間をあけて施工され、外壁通気の流れが阻害されないことの確認。
【設計事務所アーキプレイスでの屋根にガルバリウム鋼板を使用した事例】
>>囲んだテラスに開いた2階リビングの家、それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス、桜並木と暮らす家、緑あふれるアトリエのある家など