『東京タワーと桜の見える家』の3階壁と屋根(R階床)のコンクリートを打設しました。屋根の防水は「タケイ防水工法」という、コンクリート躯体のみで防水する特殊な工法です。
屋根部分にさしかかったコンクリートからタケイ式躯体防水とするため、この部分のコンクリートが到着すると、ミキサー車のコンクリートに水和反応を促進させる「特許タケイ2号液」を入れて撹拌します。
タケイ防水工法のコンクリートの配合計画は、タケイ指定の単位セメント量、単位水量として密実なコンクリートを作ります。
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屋根部分には、鉄筋の乱れ防止とクラック防止の目的でワイヤーメッシュ(4mm・75角)が敷き込まれています。タケイの研究から、メッシュの太さは5mmでも3mmでもだめだそうで、4mmの特注品です。
4週間後に、所定のコンクリート強度が出た段階で下地処理を行い、水密性を一段と向上させる「特許タケイ3号液」を撒布して防水(タケイ式躯体防水)が完成します。
【設計事務所アーキプレイスでのタケイ防水工法使用事例】
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