ギャラー間で開催されている「隈研吾Studies in Organic」展に行ってきました。会場には10を超えるプロジェクトの多数のスタディ模型が置かれ、刺激的な展覧会でした。
『生物を基準に建築を考える』とは、展覧会にあわせて書かれたEssayに出てくる言葉で、単に生物の形態を建築に引用するのではなく、生物(人間、身体)が物質(建築あるいは環境)とどのようにつきあうのか、その関係性として建築を捉え直し、窓を例にとれば、外の環境とどういう関係を築いていくのかという面から考えることです。
石井正博