週末、家族で真鶴(神奈川県)にみかん狩りに行きました。
みかん狩りは、小学生の頃に瀬戸内海の島に行って以来です。
松本農園という結構大きな農園で、海を見下ろすことができる気持ちのいい場所もあります。
みかん狩りの後は、真鶴半島の先端の方にある「真鶴町立中川一政美術館」へ。
この美術館の設計は、アーキプレイスの事務所のある初台の新国立劇場と同じTAK(柳沢孝彦)で吉田五十八賞(1990)などの建築賞を受賞しています。
風景や花を題材とした油絵や遊び心のある額装とともに、中川一政が「画の見方」について書いた次の言葉が印象に残りました。
画の見方とは云えば画をきゅうくつに考えないで見る事です。・・・・人というものは其の人の心の深さだけしか見る事が出来ません。・・・自分のわかる程度で素直に見てゆく事です・・・そして成長する事を考えた方が近道なのです。
「画の見方」中川一政全文集 「美術の眺め」より
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