建築で一番良く使われる色は「白色(ホワイト)」ですが、ひとくちに「白色」といっても、「白色」の中には淡い灰色の入った白や、赤味がかった白などがあります。また混じる色味の濃さによる違いもあるため、「白色」の中にも無限の数の「白」があることになります。
ポリ合板で作る家具の色を決めるにあたり、最近色番号が一新されたアイカ工業のポリ合板の中で「白色」と思われるサンプルをとったところ、下写真の9枚に真白を加えて10枚ありました。
下の写真の右上にあるのが、今まで「白色」ポリ合板の代表格で通称「白ポリ」と言われる5414番です。新しい番号では、通称「白ポリ」というと6000番になります。
左上の少し大きなパネルは、家具の塗装サンプル[色番号19-90A]ですが、塗装の場合は(財)日本塗料工業会の色見本帳、約650の標準色から選ぶのが一般的です。