メキシコの建築家リカルド・レゴレッタ

2012年の最初の月の最後のブログは、昨年末12/30日に亡くなったメキシコの建築家リカルド・レゴレッタ(Ricardo Legorreta)についてです。

レゴレッタは並びメキシコを代表する世界的建築家で、メキシコの伝統や風土を現代建築と融合させ、色彩と光の大胆な表現が印象的な住宅や建物を多く手がけてきました。ルイスバラガンの影響も感じられますが、レゴレッタ独自の感性と表現で新たなページをメキシコ現代建築に加えた建築家です。2011年には高松宮殿下記念文化賞(建築部門)を受賞し、来日もしています。

あまり知られていませんが、日本にもリカルド・レゴレッタの手がけた建築があり、完成時に見学したことがあります。はっとさせる色使いと光の明暗とともに、海辺の景色を絵のように切り取って見せる絶妙な窓の配置、視線の誘導、窓周りの納まりに、世界レベルの建築の凄さと日本の建築では感じることの少ない ”高揚感” を感じたことを今も鮮明に覚えています。

見学時に来日していたレゴレッタと話をすることは出来ませんでしたが、何度もなんども見返したリカルド・リゴレッタの作品集を、今日はもう一度味わってみようと思います。

>>世界文化受賞時のインタビュー(産経ニュース)

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