混構造の住宅『空と暮らす家(スキップフロア)』では土留め根切り工事が終わり、地下(半地下)の墨出し確認に行きました。
土を設計GLから1.5m掘って、砕石を敷き、捨てコンクリートを打ったところ。
敷地にはタンポポ(蒲公英)が咲いていました。
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道路からの距離や、隣地境界線からの離れが設計通りか確認。
杉並区の中でもここは良い(硬い)地盤であることが、垂直に切り取られた土の断面でも分かります。実際、設計前の地盤調査でもよい値がでていて、水位も低いため、通常H型鋼などを使う土留めの支柱を木で施工できたり、地下にかかる工事費をかなり抑えることができました。
深さも設計通りか確認。地盤が良いので、土留め板の凹凸はきわめて少なく、精度の高い施工ができました。
マーキングしてあるのは躯体上部に施工されるアンカーボルトの位置です。右は地下に一カ所だけ設置するアンカーボルト。定着長さを確保するため特注で曲げています。
明日から来週にかけて耐圧版と地中梁の鉄筋工事です。
【設計事務所アーキプレイスでの混構造の住宅事例】
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