額紫陽花(ガクアジサイ)について再び

梅雨入りが近くなり、東京ではアジサイの花が咲きはじめました。街の中で見かけるアジサイで圧倒的に多いのはセイヨウアジサイ(西洋紫陽花・右下写真)と言われるものです。

でもご存知の方も多いと思いますが、実は日本生まれの紫陽花が中国からヨーロッパに入り、ベルギー、オランダ、フランスなどで品種改良され、それが日本に逆輸入されたものがセイヨウアジサイです。日本生まれの紫陽花が長い長い旅路を経て、セイヨウアジサイに姿を変えて生まれ故郷である日本に戻ってきたわけです。

下の写真は日本原産の額紫陽花(ガクアジサイ)です。日本の野山に咲いていた姿を想像すると、ひっそりとした趣きのあるこちらの方が断然に似合うと思いませんか。(当然ですが)

 

左がガクアジサイ、右がアジサイ(西洋紫陽花)の花です。花の好みも、装飾的で派手なのが「セイヨウ」なのは、建築(住宅)と同じでおもしろいですね。

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