先月末(2013.10)に完成した狭小地(約20坪)の住宅『ひかりを組み込む家』(地下RC+SE構法3階建)の竣工写真ーその1です。
設計監理:設計事務所アーキプレイス 施工:小川建設(株) 構造設計:NCN
道路斜線、高度斜線の厳しい敷地に、建蔽率、容積率ともにめいっぱい使った計画で、高さや開口の取り方を工夫することで、プライバシーを守りながら採光し、かつ、広がりのある室内を生み出しています。主な外壁は窯業系サイディング(金物通気工法)。 >>関連ブログ2013.6.4 ひかりを組み込む家 サッシと板金の色決め
計画当初、リビングを1階にするか2階にするか、冬至日の垂直日影図を書いて日当りをシュミレーションしましたが、ほぼ想定通り2階には十分な光が取込めています。
>>関連ブログ2012.6.27 ひかりを組み込む家 垂直日影図
道路側の外壁はガラスモザイクタイル貼。玄関は引き戸はオリジナルで制作し、外壁と同じ仕上げにしています。4種類のモザイクタイルがランダムに貼られ、外の光や見る角度に応じて表情が変化する外壁です。
玄関を入ると、正面の壁にアクセントとなる丸い穴があいています。右は鏡貼扉の下足収納。 >>関連ブログ2013.9.11 ひかりを組み込む家 プラネットウォール壁下地塗装
玄関とホールは床段差5センチの同じ御影石貼。ここでも鏡が広がりを生み出しています。>>関連ブログ2013.2.20 建て主の方とアドバンショールームへ
[左]廊下の突き当りには坪庭から自然光が入り、緑も楽しめます。 [右]階段が鉄骨下地のカーペット敷き。横長窓の外に植えた緑(トクサ)が上がり下りに目に入ります。 >>関連ブログ2013.8.9 ひかりを組み込む家 カーペット(絨毯)
サンルーム(洗面室) ガラスブロックにより全体に光が廻り、鏡の効果により広がりが生まれています。
>>関連ブログ2010.1.28 氷の壁と障子 ガラスブロック
個室の床はカーペット敷き。引き戸で仕切れるようになっていて、クローゼットは造作で作り、中に棚やハンガーパイプを用意しています。 >>設計・工事経過 ブログカテゴリー ひかりを組み込む家
>>ひかりを組み込む家 竣工写真 その1 >>ひかりを組み込む家 竣工写真 その2 >>ひかりを組み込む家 竣工写真 その3
■Works 完成写真[事例写真] 都市型住宅 ■Works 完成写真[事例写真] 混構造(W・S・RC) ■Works 完成写真[事例写真] 木造(SE構法・SE工法) ←前の記事 ひかりを組み込む家 次の記事→