高窓のアトリエ CGパースで打ち合わせ

「高窓のアトリエ」では、実施設計が完了し、現在は施工会社へ見積もりを依頼している段階です。

実施設計で決定した内容をもとにCGパースを作成し、それを見ながら建て主の方と空間のイメージを共有しています。図面だけでは伝わりにくいスケール感や色や素材の印象、光の入り方などを視覚的に確認しながら、認識のズレがないようすり合わせを行っています。  


旗竿敷地のため、道路から見た外観です。アプローチ部分に2台分の駐車スペースを縦列で確保し、その奥に建物を配置しています。
前面道路から奥まった位置に建つことで、周囲の住宅街の中でも落ち着いた環境を確保しつつ、アトリエとしての静かな制作空間を実現しています。


外壁は、ブルーのガルバリウム鋼板(ガルスパン)を基調とし、バルコニーの腰壁や目隠し壁によって生まれるボリュームを黒のガルスパンで切り替え、外観にリズムと奥行きを与えています。張り出したバルコニーの量塊感を強調することで、シンプルな形状の中に立体的な構成をつくり、住宅地の中でも程よい存在感を持たせています。
玄関まわりには木目調の扉を採用しており、建て主の方の選定によるものです。外観にやわらかさと温かみを添える要素となっています。


こちらは外観の鳥瞰パースです。周囲は2階建ての住宅に囲まれた環境で、建物のボリュームや配置、隣地との関係性が分かるようにしています。


玄関ホールです。正面にはアトリエBへとつながるドアを配置しています。右手には階段があり、その途中に設けた大きな窓から光が差し込み、玄関ホール全体をやわらかく明るく照らします。コンパクトな空間でありながら、光の取り込み方によって広がりを感じられる計画としています。


階段の奥には、これから制作するキャンパスや完成した作品、過去の作品を収蔵するための倉庫を計画しています。棚はキャンパスのサイズ(10号〜100号)に合わせて、大きさや数量を検討しながら造作しています。作品を効率よく、かつ安全に保管できるよう寸法計画を行いました。床は土間コンクリートのため、湿気対策としてすのこを敷き、その上にキャンパスを置く想定としています。


2階にある制作の場、アトリエAです。壁一面(約8.7m)を使い、100号のキャンパスを並べて制作できるレールを設けています。
作家の特徴として、「屏風」のように複数の作品が連なって一つの表現を構成するスタイルがあり、その制作方法に対応できるような空間としています。
複数の作品を同時に展開しながら制作できるようにすることで、作業効率と表現の広がりの両立を図っています。
アトリエとしての機能性を確保しつつ、のびやかに制作に向き合える環境を目指しました。




パースには、現在のアトリエで使用している什器や家具も配置し、実際の使われ方がより具体的にイメージできるようにしています。
階段室とアトリエAの間仕切りは、引戸とガラスを組み合わせた構成とし、空間を緩やかに仕切りながらも、視線や光は通す計画としています。
天井高は3.1mと高く、大きなキャンパスを扱う制作環境としています。
制作の合間に一息つけるバルコニーも設けています。大きな開口を設け、この敷地で唯一抜けのある道路に面して配置しています。



1階にあるアトリエBです。作品制作に必要な銅版画を行うための場所として計画しています。天井高は2.5mとしつつ、高窓から安定した採光を確保することで、作業に適した落ち着いた光環境を整えています。
また、大きな機器類を直接搬入できるように引き違い窓を設けており、使い勝手や将来の更新にも配慮した計画としています。

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