先日、設計事務所アーキプレイスのスタッフみんなで、「都市というランドスケープ ドミニク・ペロー」展(東京オペラシティアートギャラリー)に行きました。
ドミニク・ペローは世界を舞台に活躍しているフランスの建築家です。”建築の歴史”よりも”地形(ジオグラフィ)を読む”ことにプライオリティを与えている自らの設計手法(建築思考)を「都市とういランドスケープ」「都市の地形」「場の発見」「地形の変容」「自然への接地」などキーワードを使いながら、詩的な文章で説明しているのが印象的でした。
例えば
「都市とは、そこで行なわれる営為の総体であり、連綿と続く歴史と呼応しています・・・」
「・・・大地に印を付すこと、痕跡を残すこととは、人間と大地との関係においてもっとも原始的な行為なのです。」