竣工16年目の『空に向かって開いた家』(鉄骨造3階建)外部周りのメンテナンス。3月の屋根のメンテナンスに続き、11月初旬から外部周りのメンテナンスを行っていましたが、工事がほぼ終わったので確認にいきました。
窓(サッシ)周りのシーリングはやり替えました。
ガルバリウム鋼板(角波サイディング)は、塗装の色あせが少し見られましたが、あと10年以上は持ちそうなので現在の風合いを残し、今回は塗装をしませんでした。
新築当時には、費用を抑えるために木製格子にはツーバイフォー材(2×4材)を使いました。ツーバイフォー材は耐久性が良いものではないので、10年ぐらいで取替えもあると建て主の方には説明していましたが、メンテナンスしてきたことで予想よりも痛みが少なく、あと10年ぐらいは保ってくれそうです。
外壁に窯業系サイディングの塗装品を貼っていたところは、塗装が劣化してチョーキングが始まっていたので、表面を清掃して再塗装しました。窯業系サイディングの版自体には、歪みやクラックは見られませんでした。
ガルバリウム鋼板の角波サイディング(比較的ローコスト)は、溝部分にビスを打って固定しますが、長い間に熱による伸縮が繰り返された影響で、ところどころにビスが浮いてきているところがありました。今回のメンテナンスではその締め直しも行います。
【設計事務所アーキプレイスでの鉄骨造住宅の事例】