新しいプロジェクト 『東京ウエスト動物病院』(東京都小平市)の増改築工事の紹介です。
昨年(2024)7月にホームページを通してご連絡があり、一年をかけて可能性を探りながらじっくり進めてきたプロジェクトです。
基本設計がまとまり、これから実施設計に入ります。



クリニック増改築のはじまり - 敷地の広がりから可能性を探る
もともとは、現在のクリニックが手狭になってきたため、隣接する土地を購入し、その敷地を活用して増改築したいというご相談からスタートしました。ただし、ご依頼時点では、具体的な改修内容までは決まっておらず、「何ができるのか」を一緒に探っていくところからの始まりでした。
敷地が広がったことで、建物の拡張はもちろん、動線の改善や待合スペースの快適性向上、トリミングの併設、ペットホテルなど、さまざまな可能性が見えてきました。どのような形がこのクリニックにとって最適か、丁寧に対話を重ねながら検討を進めていきました。

増改築を進めるにあたっては、既存の建物と新たな部分との接続方法をどうするか、設備機器の配管経路の見直し、構造的な安全性の確保など、多方面にわたる検討が必要になります。
また、建ぺい率や容積率、用途地域、消防法など、建築関連の法規についてもひとつひとつ確認しながら、計画を具体化していきました。
新たな空間をどうつくるかだけでなく、既存とのつながりや安全性、法的な条件まで、トータルでバランスのとれた計画を目指しました。

新たな空間と働きやすさを考えた増改築プラン
最終的なプラン(J2案)では、診察室をもう1室増やし、スタッフ全員が集まってミーティングなどを行えるスペースを新たに設けました。加えて、手狭だった更衣室を広げ、年々増えていた医療機器類の置き場も確保しています。
こうした内部の変更に伴って、外部では駐車場と駐輪スペースの位置も見直し、動線を整理しました。
建物の外観は、既存のデザインを踏襲しつつ、増築部分にも特徴的だったキャノピー(庇)を延ばして、屋根のラインも揃え、既存建物とのつながりを意識した形としました。

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