『太陽の光を感じる家』(地下鉄筋コンクリート・地上木造2階建・SE構法)が上棟し、建て主の方(ご主人)の母国であるベルギー式で上棟を祝いました。(12/11)
今は日が短い時期なので、大工さんの人数を大目に入れたそうです。途中、少し雨に降られましたが、暗くなる前(4時過ぎ)に建て方工事を終えることができました。
上の写真は上棟の2日前の現場。基礎の上の土台設置を完了し、1階部分の柱と梁は既に搬入され、SE金物まで取り付けられています。これは、部材の多いこの住宅の建て方をスムーズにはこび、日が暮れるまでに上棟させるための、施工会社の工夫です。 >>SE構法(SE工法) >>関連ブログ2012.6.12 SE構法のプレカット工場見学
1階部分。地下の鉄筋コンクリートの上に木造が載った混構造(こんこうぞう)の住宅。
建物は将来、家族構成が変わったり、世代が引き継がれても、変化に対応して使い続けていけるように、SE構法の特徴を生かして室内には柱や壁を極力なくしています。
少し複雑な納まり部分も、構造図やプレカット図で確認したとおりに組み立てられました。
上棟後に屋上に上がると想像以上の景色が広がっていて、建て主の方も大喜びでした。
ご主人の出身国ベルギーでは建物が建ち上がった時、葉っぱの付いた木の枝を高いところにつけて、丈夫な建物になるように、将来にわたり幸福が続いていくようにお祈りし、建て主の方から工事関係の方にドリンク(お酒)を振る舞うという伝統があるのだそうです。(Bouquet final)・・・ということで、写真は屋上に飾ったヤドリギ(宿り木)。青々とした葉っぱから生命力が感じられます。
ベルギービールを御馳走になりました。職人さんたちも沢山の種類のビールを飲み比べ。
ベルギーには400種類を超えるビールがあり、各家庭でも作ったりするそうです。右はチェリーの入った赤ワインの様な色のビール。
ベルギー式の上棟祝いとう貴重な体験ができました。(Vさんありがとうございまました。工事関係者の皆さんお疲れさまでした。引き続きよろしくお願いします。)
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その1 >>太陽の光を感じる家 竣工写真 その2 >>太陽の光を感じる家 竣工写真 その3
【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
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