7月(2015)にお引き渡した『太陽の光を感じる家』(地下鉄筋コンクリート・地上木造2階建SE構法)の竣工写真 その1。
住まいに対する思い入れが強いベルギー人のご主人とワインがご趣味の奥様、二人の小さな子供さんの住宅です。地中障害物や高度斜線の制約の中で高さをフルに使い、用途に合わせた天井高さやスキップフロアの構成で、空間にメリハリをつけています。
季節の移り変わりや時間によって変化する太陽の光を要所で取り込み、それぞれの場所で光の変化を感じられる住まいになっています。
設計監理:設計事務所アーキプレイス 施工:ジェイホームズ株式会社 構造設計:NDN(エヌ・ディ・エヌ)
敷地面積:216.53m2 建築面積:84.90m2 建築面積:235.16m2
写真:Archiplace
雛壇状に造成された敷地の地下にあたる部分の擁壁を一部解体して、道路レベルから直接建物に入れるアプローチ動線を地階レベルに設けて、地下1階・地上2階建の混構造として計画。外壁の主な仕上げは、柔らかな色調のタイル貼。
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南東側外観。2階の片持ちで飛び出したボリュームが庇の役目を果たしている。地階レベルにあたる左下部分に門扉が見える。
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外壁タイルは2階部分と1階部分で、形・表情の違うタイルを貼り分けている。
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地階レベルのアプローチ空間。ファイバーグレーチングの門扉の先に、シンボルツリー(シマトネリコ)の植えられた明るいコート2が見える。左の壁はボーダータイル仕上げ。右側に木製の玄関扉。手前には自転車置き場が隠れている。
玄関扉を開けてホールに入ると1階への階段が見える。階段は壁からの片持ち構造で、1階からの柔らかな光に照らし出される。床は下足部分が御影石貼、上足部分が三層無垢フローリング(オーク)でホワイトが入ったもの。
玄関ホール。右は鏡張りで正面にはシューズインクローゼットがある。
1階の空調効率を高めるために、階段部分は透明の強化ガラスで仕切られている。
階段の上がり下りに、コート2のシンボルツリーが見える。写真手前の階段下はショーケースのように使う。
地下からの階段を上がると、ワンルームのLDKを中心とした1階。
LDKの天井高は2.9m。フルオープンの木製サッシで南側のデッキテラスに繋がる。
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その1
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その2
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その3
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