『中山メンタルクリニック』の1/30のインテリア模型が完成。
先生に内装工事の現場にお越し頂き、模型写真や仕上げボードをお見せしながら、内装の仕上げ材の色を決めました。
待合室の床は木フローリング状のビニル床タイル。ベージュ色のベンチの背面壁はレッドシダーの板張り(チャネルオリジナル:レッドシダークリアグレードパネリング)として、間接照明で照らします。受付のカウンター廻りには、ロシアンバーチの積層合板(テツヤ・ジャパン:ロシア白樺耐水合板)を使います。
クリニックの入り口から受付を見る。
多目的トイレの入り口正面の壁にはモザイクタイルを貼り、間接照明で照らします。
待合いにもなる通路は、天井の高さを抑えて間接照明を仕込み、レッドシダーの板張りで仕上げます。こちらのベンチの色はダークブラウン。診察室の床は、柔らかいカーペットタイルで仕上げます。
>>中山メンタルクリニック 竣工写真 その1
>>中山メンタルクリニック 竣工写真 その2
ALCの外壁には、元々現場発砲ウレタンが吹付けてありましたが、厚さが10mmしか無かったため、厚さ25mmを上から吹付けて断熱性能を強化しました。これによって作業環境の向上と、空調のランニングコストの抑制を図ります。
遮音性が求められる壁の中には、グラスウール(黄色)を入れ、壁の両面にプラスターボードを2枚重ねで貼ります。
>>関連ブログ2011.11.18 住宅の遮音間仕切壁 東京タワーと桜の見える家
【設計事務所アーキプレイスの医院・クリニック設計事例】