週末、施工会社の方と『室内化したテラスを持つ家』の一年点検に伺いました。
竣工後一年が経ちましたが、とてもキレイにお住まいで、玄関などに小物か飾られ、仕事や生活の道具が整理されて置かれ、建て主の生活と建築が徐々に馴染んでいる様子が感じられて嬉しくなりました。
南側の住宅に続いて東側隣地の住宅も建て替わり、この住宅の周辺環境は一年ちょっと間に激変しましたが、LDKに面した壁で囲った室内化したテラスがバッファゾーンとなって周辺環境の変化を受け止め、室内のプライバシーをしっかりと守ってくれています。
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南の庭には、草取りの労力を軽減するため土間コンクリートで仕上げていますが、杉板の木目を転写して仕上げた表面は、雨に洗われて、完成時よりも木目がはっきりと浮き出ているよに見えました。
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一年を通してお住まいになっての感想をお聞きしたところ、冬はエアコンはたまに使うぐらいでダイニングの床暖房を入れておけば快適にすごせ、朝でもほんのりと暖かさが残っているそうです。床に貼ったタイルが想像以上にの蓄熱効果を発揮しているようです。
驚いたのは「夏にエアコンを使わなかった」と言われたことです。風通しには配慮して窓を設けていますが、それだけでなく、四周に庇を掛けた室内化したテラスが強すぎる太陽光の直射から室内を守ってくれているようでした。
>>設計・工事経過 ブログカテゴリー 室内化したテラスを持つ家
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>>室内化したテラスを持つ家 竣工写真 その2
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>>住宅紹介動画 Houses_Movie03 室内化したテラスを持つ家
【設計事務所アーキプレイスの「空と暮らす」をコンセプトとした住宅事例】
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