『ミカンの木の育つ二世帯住宅』(木造2階建・在来工法)の現場打合せでは、軒先まわりの細かな納め方や、施工が難しいデッキテラスの三角開口部分を重点的に打合せしました。
三角開口部分は図面や模型ではわかりにくいので、ポイントとなるラインがイメージできるように水糸を張って、大工さんの下地の組み方や板金の形状を打合せ。デッキテラスに立った時の開放感、風景の見え方、道路からの視線の防ぎ具合なども確認しました。
建物が斜めにスパッと切られたような三角形状の開口は、3つの頂点を結んで生まれる三角形が傾斜した形が基本となるので、その三角形の頂点の位置を正確に出すことがポイントになります。ただ、三角形のどの辺も水平でも垂直でもないこと、材料にはそれぞれ厚みがあることで、実際に作るにはかなり難易度が高い工事が予想されるため、現場監督さん、大工さんと時間をかけて検討しました。
>>関連ブログ2016.7.24 デッキテラスのある暮らしのすすめ 1〜3
屋根は下地まで施工が終わり、壁には雨が室内を濡らさないようにブルーシートがかけられています。
トップライトを取り付ける開口が屋根に開けれれています。
>>この住宅の設計・工事経過 →ブログカテゴリー ミカンの木の育つ二世帯住宅
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>>ミカンの木の育つ二世帯住宅 竣工写真 その2
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