梅雨の晴れ間 旧白洲邸「武相荘(ぶあいそう)」へ行きました

梅雨の晴れ間となった日曜日(6/16)、小田急線の鶴川駅近くにある「武相荘(ぶあいそう)」へ家族で行きました。[石井正博]

「武相荘(ぶあいそう)」は、戦後の新憲法制定に深く関わった白洲次郎と、美術評論家・随筆家とした活躍した白洲正子が、東京都町田市能ヶ谷にあった農家を昭和17年に買い取り、夫婦独特のライフスタイルを元に手を加えながら暮らした住まいで、現在はミュージアムやレストランとして見学できる施設になっています。

>>旧白洲邸 武相荘(ぶあいそう)

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正面が長屋門。左手の「武相荘」と書かれた白壁の建物がレストランで、白洲夫妻は「工作室」とよび陶芸を楽しんだりしていたそうです。

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茅葺屋根の母屋は、白洲夫妻が集めたものたちが展示されたミュージアムで、本に3方向囲まれ、北側の窓の向かって座卓の置かれた白洲正子の書斎も見ることができます。

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「武相荘(ぶあいそう)」には、幾つかの建物が連なるように配置されていますが、寄棟造りで重厚な茅葺屋根の母屋と柿の木や竹の植わる広い庭の佇まいは、多摩地域の養蚕農家の特徴だそうで、蚕室として使われていた2階に上がる階段がありました。母屋の平面プランはいわゆる「田の字型」ですが、この単純な部屋構成は部屋の使い方を限定することなく、家族のライフステージの変化にともなって部屋の用途や使い方を自由に変えていける面があり、そのフレキシビリティの高さを白洲次郎・正子夫妻はとても気に入っていたようです。

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