クリスマスの日、狭小地のスキップフロア住宅『十字路に建つスキップハウス』(SE構法3階建)の現場監理へ。
今日は床暖房(温水式床暖房・東京ガスTESシステム)の工事が入るので、温水マットの位置を現場で確認。生活した時に、床面の温度差で違和感を感じないように、温水マットのレイアウトを調整、マットの大きさを30センチ大きくしてマット間の隙間も少なくしてもらいました。
熱源機の設置場所では、メンテナンスや近隣の状況などを再検討して温風を吹き出す向きや固定方法などを決定。右は床暖房の温水が流れる、行きと還りの2本のパイプ(架橋ポリエチレン)で、断熱材で保温されています。
窓には木製の枠が四方に付きました。今回使ったアルミと樹脂の複合サッシでは、サッシの可動部の枠が室内側からは隠れて見えにくい形状をしています。こうすることで、ペアガラスよりも熱の伝わりやすいアルミ部分の、室内環境に与える影響を抑えています。
一階の鉄筋コンクリートの基礎の立上がり部分には、内側から防水材が施工されました。
上棟後から、木造の床部分で上がる場合は、上履きに履き替えてもらっています。
【設計事務所アーキプレイスでの「スキップフロア住宅」の事例】
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