『コレクターズのマンションリノベ』（東京都荒川区）では、既存のアルミサッシ窓の室内側に、樹脂サッシの内窓（インプラス）が施工されました。
マンションの既存のアルミサッシのガラスは断熱の期待はできないシングルガラスですが、内窓インプラスはペアガラス（Low-E複層ガラス）で、熱貫流率Uw 1.7W/m2・Kなので、室内の温熱環境を大きく改善することができます。
デスク部分は、既存の掃出し窓の前に腰壁（高性能グラスウール16K、厚85mm入）を造り、その上のデスクにインプラスを取り付けています。
内窓インプラスはアルミよりも熱を通しにくい樹脂製。奥行きは70mmで、外壁窓のように止水の必要がないので簡素な造りになっていて、施工も簡単なため、マンションに限らずリノベーションではよく使われます。
インプラスはLIXILの内窓ですが、YKKapにはプラマードという樹脂性の内窓があります。
バルコニーへの出入りに使う、掃出し窓にもインプラスが施工されました。今回は「先進的窓リノベ事業」の補助金も受けます。
完成が楽しみな場所の一つ、隠し部屋への扉も施工されました。
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