風と光と暮らす家 建築確認申請と贈与税の非課税制度

見積り調整が終盤に差しかかってきた『風と光と暮らす家』(SE構法2階建)は、昨日(7/14)に確認申請を民間の審査機関に提出しました。

>>PROCESS(建物ができるまで)

P1140812

この住宅は「4号建築物(4号建物)」といわれる木造2階建て等の小規模建築物で、建築基準法第6条1項による分類では「木造2階建てで延べ床面積500m2以下」に該当します。

4号建築物には、建築確認申請時に確認(審査)の特例(施行令10条の3号、4号*)が認められていて、建築士が設計したものは、法適合性の審査が一部省略され、構造耐力(法20条)の審査も省略されます。木造2階建ての『風と光と暮らす家』は、構造計算を行なって構造の安全性は確かめていますが、4号特例(令10条4号)が適用されるため、確認申請には構造計算書は添付せずに審査を受けます。

*例えば木造2階建ての一戸建て住宅で、防火・準防火地域の外側にあれば3号特例、防火・準防火地域の内側にあれば4号特例になります。

tokurei
>> 参考サイト 建築確認の特例の区別は・・・

上の建築確認申請とは別に、風と光と暮らす家』は「贈与税の非課税制度」を利用するため、「住宅性能証明」を審査機関で取得します。

新築住宅の贈与税の非課税制度」の利用条件は、住宅性能表示の「省エネ等級4」または、「耐震等級2以上」となっています。『風と光と暮らす家』の耐震等級等級3」で設計していて、審査には構造計算書と構造図面を一緒に提出します。

>>関連ブログ2013.11.2 玄関ホールのパースと耐震等級

←前の記事 風と光と暮らす家     次の記事→

住まいるブログランキング 住まいの総合情報サイト クリックよろしくお願いします。 人気ブログランキングへこちらもよろしく。 広島ブログもひとつコチラも!

カテゴリー: 設計・現場監理(完成済), 住宅制度・建築法規など, 東京都の注文住宅, 風と光と暮らす家, 杉並区の注文住宅 タグ: , , , , , , , パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください