住宅の設計では、リビングを2階に配置して、その外に室内と一体的に使える
広めのデッキテラスを設けることも多くなりました。
そこに植栽がほしい場合、4〜5mの高さのものを植える必要があります。
設計事務所アーキプレイスでは建て主の方の好みや周囲とのバランスをみて
植えるものを決めていますが、『阿佐ヶ谷の家』では、
ヒメアケボノモウソウチクという竹を植えました。
これは宇都宮の若山農場で品種改良されたモウソウチクで、
葉が低いところにもあり、大きくなりにくく(約5m)、
東京ミッドタウンでも使われたものです。
『阿佐ヶ谷の家』では、1階の書斎や2階の浴室から竹を見ることができます。
ヒメアケボノモウソウチクは大き過ぎず、低い位置にも葉があり住宅には使いやすい竹です。だだし、ヒメアケボノモウソウチクも他の竹と同様に繁殖力が旺盛なので、地中には根の広がりを抑えるための方策も必要になります。
黒竹を使用した事例 >>関連ブログ2012.2.12 モダンな庭が完成