明治神宮ミュージアムと明治神宮の杜

週末、明治神宮ミュージアムの見学に行きました。設計は国立競技場や渋谷スクランブルスクエアなど話題作がどんどん完成している、隈研吾氏率いる隈研吾建築都市設計事務所です。

明治天皇と照憲皇太后に関する展示物は興味深いものでしたが、それとともに映像ルームのビデオは詩的な写真や動画により感性の奥深くに訴えかけてくるようで見応えがありました。

朝から降り出した雨が初雪混じりの冷たい雨に変わる中、今年(令和2年)、鎮座百年の節目を迎えた明治神宮に参拝してかえりました。


明治神宮の杜は、林学者の本多静六と弟子たちによる森づくり計画書によって「人工的に作られた太古の原生林」で、創建時の黒松や赤松が主木の林から、現在の樫やブナなどが主木の常緑広葉樹森へと変わり、現在の姿になっています。落ち葉を森に返す掃除には、先ほど明治神宮ミュージアムで見た100年前と変わらぬ道具が使われていました。

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