今年も建て主の方をはじめとして、工務店や工事関係の方、同業の設計事務所の方、学生時代からの友人や知人などから心温まるの年賀状をいただきました。
なかでも建て主の方からの年賀状には、お住まいの感想や暮らし方の移り変わり、お子さんの成長の様子などが伺え、住まいの設計という仕事を続けていく上での大切な宝物になっています。
私たちの社会は「モノ」を早く大量に作り消費することが豊かさの象徴となっていた時代が終わり、豊かさの基準が多様化し、それぞれが重視する体験「コト」を求める時代になりました。
新型コロナの影響は、暮らし方や働き方に変化を迫るだけでなく、ウッドショックや資材不足という問題に至り、グローバルに繋がった社会の課題を改めて感じさせるものでした。さらに視点を広げれば、環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんが訴えるように、地球温暖化への対策と次の世代への責任の先送りも待った無しの段階です。
アーキプレイスでは、現在の建築や住まいに求められる課題に向き合い、本当の豊かさとは何かを常に問いながら、設計活動を通して豊かな生活や社会を創造する役割を、微力ではありますが果たしていきたい考えています。
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