今日は『カフェのある家(朝霞市)』の建て主検査。ご主人がハンモックを持ってこられたので、検査の途中、大工さんに取付けてもらいました。
MLABRI(ムラブリ)。タイの山岳民族「ムラブリ族」が作っている、手編みのハンモックです。
ハンモックの高さを見ながら、書斎の対角方向の柱に金具を取付。設計時の想定通りちょうどいいカーブで吊るせました。建て主の方が乗られた後、お言葉にあまえて初ハンモック!
このハンモックは糸が細く、想像以上に弾力性があって柔らかく、優しくつつまれた感じがここち良かったです。
このハンモックは、スイスのV-WAVE技法を使って3000mの糸を15日間以上かけて編上げたという、MLABRI(ムラブリ)の中でも、柔らかく伸縮性にも飛んでいます。色の組合わせが鮮やかで、見た目も美しいハンモックです。
ハンモックを固定する金具は、SE構法の120センチ角の柱にしっかり固定しました。
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陽射しの入り易さか目隠し効果。どちらを優先するかで「形」が違ってくるため、出来上がってからも、これで良いのか悩んでいたデッキテラスの木製格子。外部や内部から建て主の方に見ていただき、最終的にOKをもらいました。(ほっ)
ダイニングのペンダント照明の高さも決定。先日の事務所検査でも見ましたが、家具など不具合がないかどうか再度確認しました。
初めて使う材料も多く、工事の方も大変な現場でしたが、勇気をもって「チャレンジ」を楽しまれた建て主の方と一緒に、おおらかな住まいができました。建てぬ主のSさん、(株)ニートさんを初め工事関係者の方々、ありがとうございました。
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