図面の見方 立面図(りつめんず)

建物の外観を表わす図面は、立面図(りつめんず)と言われ、通常は東西南北の4つの面が書かれます。

屋根や壁の形状、窓の位置や大きさ、仕上げ材などを表現しますが、基本設計の段階では、建物のおおまかな形状をつかみ、法規をチェックしたり窓の位置や仕上げを検討することに用います。建築図面の中では、数字(寸法)の記入が少なく、一種の”絵”に近い図面なので、「窓の外にどんな景色が見えるか」、「外壁の色は周囲と調和するか」など、想像力を働かせながら見ると良い図面です。

アーキプレイスでは、立面図に部屋の形を点線で書き入れる事があります。こうする事で、内部と外部の関係が立面図で想像しやすくなり、窓の位置や大きさやがその部屋にふさわしいかどうか、より深く検討できます。

アーキプレイスでは、設計中に模型を何度もつくりますが、立面図(2次元)だと分からなかった事が、模型(3次元)を作ってみると、一挙に分かるようになります。

3次元である建築を、立面図から想像して立体としてイメージするには、ある程度の訓練やセンスが必要なので、建築の素人である建て主の方には「模型を横において立面図を見る」ことをお勧めします。

実施設計では、立面図には窓や仕上げ材の他、竪樋、換気や給気フード、手すり金物、外部照明など、外壁に付くものを書き入れ、それぞれの取り合いに不都合がないか確認しておくことが必要になります。

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