先週(6/26)、『車椅子で暮らす日本橋の家』(鉄骨造4階建)の建て主の方と、東京・西新宿にあるLIXIL(リクシル)ショールーム東京へ行きました。
鉄骨造の『車椅子で暮らす日本橋の家』の浴室は、木造用ではなくマンションタイプのシステムバス(ユニットバス)になり、洗面室の床とフラットな床にするには、システムバスの床下寸法が189mm以上必要です。広さは現在のお住まいの寸法を基準にして、1620か1418で検討。
体型の近い石井が浴槽に入り、脚の延ばしたときの感じや背もたれ側の角度を確認。システムバスの入り口扉は、有効幅865mmとれる2枚引き戸に決定。浴室には介護用リフトを別途で取り付けるので、リフトの支柱の位置と入り口有効幅の検討もこれから必要です。バス水栓部分のカウンターは、少しでも洗い場を広く使えるように奥行きの小さいものを選びました。
洗面カウンターは車イス用で、床からの高さが750mm、カウンター下が空いていて脚が入るものを使います。頭も洗える洗髪シャワータイプで手の届きやすい位置にハンドルがあり、低い位置まで鏡が貼られています。
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3階建案、4階建案の計画とご予算との調整を重ねてきましたが、3階建て案では生活に支障が生じ、4階建案ではご予算との差が埋まらず、残念ながらプロジェクトが中止になりました。実現させてあげられなかったという無力感とともに、「土地があと30センチ広ければ」3階建案が成立したので、土地購入前にご相談をいただければという後悔も残りました。