先月、ボーリング調査を行なった、『東京タワーと桜の見える家』(RC3階建)の地質調査報告書が、地盤調査会社から届きました。
結果は、地盤改良や杭工事の必要がなく、非常に良い地盤(RC5階建ても可能)ということで、直接基礎(地盤に直接載せる基礎)とすることになりました。
今回は19mまでボーリング調査を行うとともに、深度2.5m付近の関東ロームと、深度7.5m付近の凝灰質粘土(ぎょうかいしつねんど)のサンプリングをして、室内土質試験を行ないましたが、関東ローム層での支持力は186kN/m2と高く、凝灰質粘土での支持力も75kN/m2あり、両方を考慮した地盤の地耐力は、130kN/m2ありました。
圧密沈下量も1.2cmで、RC造べた基礎の相対沈下量の標準値を下回る良い値でした。
>>11/2ブログ 『東京タワーと桜の見える家』 地盤調査 ボーリング
>>関連ブログ2011.7.6 浅層改良(表層改良) 東京タワーと桜の見える家
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