賃貸併用の二世帯住宅『緑と眺望を楽しむ長屋建て住宅』[地下鉄筋コンクリート、地上木造3階建(SE構法)]の現場は雨仕舞(屋根の防水や外壁の防水シート)が終わり、雨に影響されることがなくなったので、工事が順調に進んでいます。
内部の間仕切り壁の施工が始まりました。
最近まで色を検討していた、屋上パラペットの笠木(ブラック)が施工されました。 庇の出ていない外壁(左官)を汚れにくくする目的で、ガルバリウム鋼板の笠木の先端を15mmほど立ち上げて、汚れを含んだ水が外壁側に落ちないように工夫しています。
上階の給排水管が施工されました。長屋(賃貸住宅)の住戸間の床や壁を貫通してくる配管には、防音排水管「耐火音ナイン」が使われています。これは難燃性と防音性を併せ持った排水管で、今までの耐火二層管に比べて施工性でも優れています。
径の大きなグレーの配管が排水管。ブルーが給水用、ピンクが給湯用の配管です。
ガレージの天井内には、上階の床を断熱するためのグラウルールが施工されています。
1階床には、床暖房用の温水パネル(厚さ12mm)が施工されました。
賃貸住宅の天井内に黒く見えているののは、防振吊木(ぼうしんつりぎ)といわれる部材です。
防振吊木で天井を吊ることで、上階の床から下階の天井に伝わって来る固体音(振動)などを抑えて、上下階の防音を行っています。
大きく張り出した軒天井にケイカル板(珪酸カルシウム板)が貼られ、明るく感じられるようになりました。塗装で仕上げます。
【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
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