『桜並木と暮らす家』(木造2階建・在来工法)が上棟しました。炎天下の中での建て方でしたが、夕方は少し風も出てきて工事は順調に進み、5時前には上棟しました。
屋根(小屋組)の中央あたりに2本並んで架かる3本組合せ梁(3連梁)。2本組合せ梁(2連梁)はときどきありますが、3本組合せ梁(3連梁)となると大工さんも初めての経験とのこと。
3本組合せ梁(3連梁)の施工では、3本の梁の両側の梁を先に架けて、最後に真ん中の梁を落とし込みむ方法で架けました。
3本組合せ梁(3連梁)の端部。柱と比べると幅が3倍あるとても太い梁です。今後、φ16のボルトで455mmピッチで3本の梁を締めて一体的な梁にします。
梁成(はりせい・高さ寸法)を抑えて、柱を入れずに大きな空間をつくために3本組合せ梁(3連梁)にしています。
>>関連ブログ2017.6.13 木造住宅のプレカットの打合せ 桜並木と暮らす家
道路側に面したバルコニーのある和室から、桜がとても綺麗に見えることも確認できました。
柱や梁にはプレカット図に対応した、取り付け位置を表す名前がついています。
【 設計事務所アーキプレイスでの木造在来構法の住宅事例 】
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