多摩川河川敷で毎年行なわれる狛江市のどんど焼きに行きました。(1/9日)
下半分の円錐状の中は空洞になっていて、近隣から持ち寄られた注連縄などの正月飾りを入れる部屋になっていました。この中に入り火を付けます。
煙が上がりはじめて数分後、火が勢い良く吹き出てきました。
火と煙と猛烈か勢いで吹き出し、灰が空高く舞い上がっていきます。
上部が倒れた後、火が徐々に全体に回り、竹の弾ける音とともに燃えていきます。お汁粉と甘酒をいただきました。
さて、
人が熱さ(寒さ)を感じるのは、気温、湿度、気流、放射熱(輻射熱)の4つの要素で決まってきます。
どんど焼きの火の熱は15mぐらい離れていても暖かさ感じますが、これが放射熱(輻射熱)です。放射熱(輻射熱)は、物を通して熱が伝わる対流や伝導と違い、間に物がなくても伝わるため、冷たい風が吹いていても伝わってきます。太陽の日差しを暖かく感じるのも、放射熱(輻射熱)を感じているからです。
暖房の一つであるエアコン(ヒートポンプエアコン)は気温(室温)だけを暖める方式のため、暖かい空気は上に、冷たい空気は下になり、頭の当たりは暖かいのに足下は寒く感じてしまいます。
一方、床暖房は気温(室温)を暖めるだけでなく、どんど焼きのような放射熱(輻射熱)も発する暖房方式です。これがエアコンによる暖房に比べて、床暖房による暖房を多くの人が ”心地良い” と感じる要因の一つとなっています。
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