混構造(地下RC、地上木造2階建て(SE構法))の住宅、『TNMハウス』が上棟しました。現場には木造骨組みにより一挙に ”空間” が生まれ、現実の広さや高さが実感できるようになりました。
LDKをキッチン側から見る。スキップフロアとしたことで、1.5層の天井高さと2階との繋がりが生まれています。
柱と梁や梁と梁はSE金物で接合されますが、金物がシンプルであまり目立たないため、在来木造に比べすっきりした印象です。
夏休みを利用してアーキプレイスに設計事務所の体験学習に来ている、中央大学のYさんも一緒に見学。
2階ワークスペース。右上に見える屋上テラスは、想像以上に気持ち良い場所になりそうです。下にはLDKが見えます。
高さ制限が厳しい敷地だったので、天井の高さが低くてもいい部分は低く抑え、天井高さにメリハリをつけています。
住宅性能評価(建設)の上棟時の現場検査も受けました。
屋根や床には厚さ28mmの構造用合板が張られています。所定の釘打ピッチを確認。
通し柱・管柱は欧州赤松の集成材120角(E105-F300)です。耐震等級は最高の3(建築基準法の1.5倍)とするため、いくつかの柱は2本組としています。
SE構法の柱は、在来木造のように土台に載るのではなく、金物を介して基礎に直接止めます。土台の下には、基礎パッキンを敷き、床下の通気を行ないます。
道路側からの見上げ。ここまで山あり谷ありの長い長い道のりだったので、感慨一入です。
東京ガスの家庭用燃料電池「エネファーム」を使うのですが、正面に大きな広告がはられました。
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【設計事務所アーキプレイスでのSE構法の住宅事例】
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