復興ドーム建設ボランティア その2

復興ドーム建設ボランティア二日目。

ひと口に釜石市といっても中心部だけでなく、リアス式海岸沿いに沢山の集落があり、被害の場所がとても広範囲に広がっていることを、現地に来てつよく感じました。

今日は、釜石市役所の要請で、釜石市鵜住居(うのすまい)の地区生活応援センターの敷地に消防団の資機材倉庫としての建てます。

海に近い集落は津波にのみ込まれ、建物や人が、鵜住居川を逆流してすぐ近くまで流れ着い場所だそうです。

今日は、地面の上に建てるので、基礎の水平を出すのに少し時間がかかりました。

今日は大工さんの応援がなく少し心配でしたが、NPO法人オン・ザロードの4人はチームワーク抜群で、僕も少し慣れてきました。途中から地元消防団の方が3名に伝っていただき、3時過ぎに完成。

釜石市役所の広報の方が来られたので記念撮影。

地元消防団の方3名、NPO法人オン・ザロードのメンバー(左から、沼っち、ケイジ(リーダー)、モーリー、ヒロシ)、前列右端が(株)テツヤ・ジャパンの木村哲哉さん。撮影は(株)テツヤ・ジャパンの小寺(こてら)さん。

企画・設計:釘宮(テクノプロト)

資金提供:NPO法人いわふね地域エコセンター

少し時間があったので、鵜住居川を見に行きました。重機のある当たりの建物は、被害が大きかったのか撤去されています。

子供達が野球をしているこのグランドも、沢山の残骸で埋まっていたのだそうです。

消防団の方が、松茸汁を作ってくださいました。

ドームの中で、「津波に呑込まれ、自分の上を車が流れて行った」など、震災当日の話を聞きました。

今、一番ほしいものや支援などを尋ねたところ、「飲み屋さん」と返ってきて、震災のキズの深さと同時に、”希望”のようなものを感じました。

>>関連ブログ2011.9.11 復興ドーム建設ボランティア その1

>>関連ブログ2011.10.12 希望の語られる場所 復興ドーム建設@釜石

>>ロシアンバーチのブログ DIY復興ドーム 7月29日

>>(株)テツヤ・ジャパンのDIY復興ドーム 東日本大震災復興支援活動報告

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