現在、実施設計中の『緑をつかまえる家』の地盤調査報告書ができてきました。
直ぐ近くの敷地のボーリングデータから、地盤改良の可能性も少しある地盤であることがあらかじめ予測できたので、構造設計者と相談して一般的なスエーデン式サウンディング試験(SS試験)ではなく、標準貫入試験とボーリングによる地盤調査を行なったものです。
結果、地盤改良の必要はありませんでしたが、土質試験を行なったことで分かった、表層の盛り土やその下のローム層の性状と地耐力データを、これからの安全かつ経済的な基礎設計や施工に役立てていきます。