現在、見積り調整とともに景観条例、地区計画、風致地区の届出準備をしている、混構造の住宅、『太陽の光を感じる家』(地下RC+地上SE構法2階建)の1/50模型ができました。
雛壇上に開発された宅地の一画。玄関のある地下1階(鉄筋コンクリート造)の上に、木造2階建て(SE構法)が載っています。手前は駐車スペース。
[左]格子状の門扉の前に立つと、光に照らされたコートのシンボルツリーが目に入ります。
[右]雨がかりを避けた、半屋外のポーチ。玄関扉は板張り。右奥には自転車置き場。
天井高さを抑えた地下から、階段を上がると、天井の高い(2.9m)開放的なLDKです。
LDKの外にはデッキテラスが広がっています。キッチンはアイランド型。左奥には地下から2階まで、スキップフロアの構成を繋ぐ階段があります。
リビングの隣には、床が30センチ高くなったワークスペースがあります。
ワークスペースからLDKを見る。床は三層ナラ無垢フローリング。
南側のドライエリアから太陽の光が入る、半地下の趣味室。光を抑えた北側のコートには竹を植えます。 >>ドライエリア(空堀り・からぼり)とは
地下のドライエリア側には階段状の収納家具、壁面にロシアンバーチで飾り棚を造り付け。壁・天井は調湿性のある珪藻土左官仕上げ。
趣味室からは、ドライエリアを通って、デッキテラス〜LDKに行ける動線を設けて、半地下と1階を回遊動線で繋げています。
水廻り。浴室と洗面室はガラスで仕切った一体的な空間です。外には物干しにも使う半外部のバルコニーがあり、上部の吹抜けからも光が入ってきます。
南西側鳥瞰。フラットルーフは屋上テラスとして利用します。
>>太陽の光を感じる家 竣工写真 その1 >>太陽の光を感じる家 竣工写真 その2 >>太陽の光を感じる家 竣工写真 その3
【設計事務所アーキプレイスでの混構造の住宅事例】
太陽の光を感じる家、ひかりを組み込む家、空と暮らす家(スキップフロア)、神楽坂の家、千駄木の家、TNMハウス、武蔵野の家