赤レンガ倉庫が生み出す「広場」

この土日は、「SEA’S まちかど建築家展 in 神奈川」(2010.11/17〜22)にいきました。

会場のある、「横浜赤レンガ倉庫(設計:妻木頼黄)」は、横浜市の海沿いの使われなくなっていた倉庫を、店舗やギャラリーとして使えるように保存・改修したもので、横浜ならではの歴史を感じさせる風格のある建築です。

しかし、今回感じたのは、2つの倉庫の間に生まれた「広場」が、建築以上に人々を引きつけ、ワクワクさせるような魅力のある空間になっているということです。ヨーロッパで生まれた「広場」という空間文化が、文明開化の象徴的な場所、横浜で根付き初めているなんて、素敵なことだと思いませんか?

朝早い時間、にぎわいを取り戻す前の「広場」も、なかなか良いです。

日中は沢山の人が訪れ、思いおもいに行き交います。

左右を建築に囲まれ海に開けた広場は、サンマルコ広場(ベネチア)にちょっと似ていて、とても魅力的な空間です。

窓から見ると、ヨーロッパのどこかの街のようにも見えます。

21日には、コスプレイヤーのイベントもあったようで、倉庫のベランダではシュールな風景が展開していました。

「SEA’S建築家展」の隣では「新平成美術展」という絵画展も開かれていましたが、コスプレイヤーたちが写真を撮り合う中、ベンチに座ってコーヒーを飲みながら、「建築家展」「絵画展」「コスプレ」の共通するものが何かないか考えてみました。思い至ったのは、「平和」(戦争もなく飢餓もない)という文字でした。

 

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