基礎立上りの配筋検査 桜並木と暮らす家

桜並木と暮らす家』(木造2階建・在来工法)の工事現場では、先週のコンクリート打設が終わった基礎耐圧盤の上に、基礎立上りの鉄筋やアンカーが施工され、型枠が組まれました。

最近は、スチール型枠で施工されれことが割合的に多くなりました。

基礎の幅(型枠間の寸法)は15センチメートル。止水用のKUNI SEAL(クニシール)(粘土状のグレー)が設置されていることも確認。

 

上の写真はKUNI SEAL(クニシール)ML。基礎耐圧版と基礎立上りのように、コンクリートを2回に分けて打設する部分のコンクリート打継部は、土中から内部に向かって水が浸入してくる水道(みずみち)になる可能性があるので、それを防ぐ目的でコンクリート打継部に、KUNI SEALのような止水材を入れてコンクリートを打設します。

>>建築止水材(シール材)KUNI SEAL(クニシール)/クニミネ工業株式会社

基礎立上り部分には、電気や給排水設備用のスリーブ(型枠の間に3つ見えるもの)が設置されています。

規定の鉄筋の「かぶり厚さ」が不足する部分をどうするか相談。

室内に支障がないので、型枠をずらして「かぶり厚さ」を確保することになりました。

「かぶり厚さ」とは:鉄筋表面からコンクリート表面までの距離のこと。鉄筋コンクリートは、コンクリートのアルカリ性によって鉄筋が錆びる(酸化)ことを防いでいます。しかし、コンクリートは水や空気にふれることによって、年月とともに表面から徐々に中性化していき、鉄筋の腐食を防せぐ能力が失われていきます。「かぶり厚さ」は鉄筋コンクリート造の基礎にとって、強度面だけでなく耐久性の面からも重要なチェック項目です。



【 設計事務所アーキプレイスでの木造在来構法の住宅事例 】

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