今年1月に完成した『東京タワーと桜の見える家』では、「桜の眺めを取込む」ことが建て主の要望の中にあり、部屋のゾーニングや窓の位置を考える上での重要な要件になっていました。また、窓の大きさや枠廻りのディテール決めていく時も、絵のように切り取られた桜が、印象的なシーンとして心に刻まれるようにと設計していったものです。
先日、建て主の方より連絡があり、満開になった桜の様子を見てきました。
和室の造付デスクの前に、満開の桜が広がっています。
リビングのソファスペースからも、小上がりの和室を通して桜を見ることができます。
手洗いコーナーの窓が桜を切り取る。
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外壁の タイルは、光によってかすかにピンク色が感じられる桜色をしています。
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