玄関の土間の断熱とコンクリート下地など ミカンの木の育つ二世帯住宅

ミカンの木の育つ二世帯住宅』(木造2階建・在来工法)の工事監理に行きました。

玄関土間にはタイル下地となる土間コンクリートをこれから打ちます。

住宅の玄関は寒いイメージがある場所ですが、その主な原因は断熱材の入っていない床からの冷えを直接感じるためです。断熱材の施工部位の中では、玄関の床の断熱は必須としないという断熱基準もありますが、アーキプレイスでは玄関土間にも断熱材を入れています。

写真の水色のものは玄関床が冷えることを防ぐ断熱材(ポリスチレンフォーム)で、玄関床の高さ調整(かさ上げ)も兼ねています。厚さは50〜65mmのものを使います。格子状のものは、土間コンクリートのクラック防止用のスチールのワイヤーメッシュです。ワイヤーメッシュがコンクリートの中心に入るようにスペーサーを咬ませて土間コンクリートを打ち、その上に磁器質タイルを貼って仕上げます。(もう少し寒い地域の場合や、基礎の立ち上がりが大きい場合は、床面だけでなく基礎立ち上がりの室内側にも断熱材を入れると良いです)

子世帯側の玄関上がり框の高さ(床段差)は210mm、親世帯側は敷台をいれて2段にするため、その半分の105mmになります。

二世帯住宅では特にバリアフリーが求められるため、床段差のバリアが生じないように、道路から1階床までの高低差をどこでどのように処理していくのか、設計時点から考え、作り方まで十分検討しておくことが大切です。

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>>ミカンの木の育つ二世帯住宅 竣工写真 その1
>>ミカンの木の育つ二世帯住宅 竣工写真 その2
>>ミカンの木の育つ二世帯住宅 竣工写真 その3
>>ミカンの木の育つ二世帯住宅 外観の竣工写真

回り階段部分は慎重に施工していただいています。

二世帯それぞれの郵便受け(ポスト口)とインターホンと表札をつける部分。

ポスト口(ハッピー金属工業)が現場に入っていたので、下地との関係を確認しました。

雨で施工が遅れていた外壁のサイディング工事もあと少しで完成です。

大工工事で作るLDKの収納家具の箱組みができました。

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コーナサッシの下端の塞ぎ材を板金屋さんが綺麗に作ってくれ、コーナーで接する二つのサッシが一体的に見えるようになりました。

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