今回のような震災で電気が止まると、現在のほとんど住宅ではお湯が沸かせない、調理ができない、夜は真っ暗という状況に落ち入ります。
『東京タワーと桜の見える家』の設備設計をお願いしている、スパイラル設備計画の新井さんから、震災時などの非常時の対応策として非常時電源システムを提案していただきました。
停電時にはガソリン式の発電機で電気を作り、それを駐車場に設けた非常用のコンセントにつなぐことで、キッチン廻りの2カ所のコンセントで電気を使えるようにするという、簡易な非常時電源システムです。住宅であれば非常時の対応としてこの非常時電源システムであれば、コストの負担も少なく、スペースもあまり必要なく、電力的にも十分なように感じます。