『変形敷地の中庭を囲む家』(木造3階建・在来工法)は、内外装の仕上げ材を決めるため、建て主の方と一緒にショールームを訪れました。
まず向かったのは、内装壁天井仕上げとして検討している調湿・消臭効果のある左官材シリカライムのショールームへ。(11/11)現在のお住まいでは漆喰仕上げを採用されているものの、表面の粉がポロポロと落ちてしまう点に不満を感じておられました。

ショールームでは、壁一面に施工された実際の仕上げに触れながら、質感や硬さを確認。室内に入った瞬間の空気感や、左官材特有の落ち着いた雰囲気も体感していただきました。仕上げのパターンや色味を一つひとつ見比べながら、空間との相性やメンテナンス性についても確認し、最終的に気に入った塗り方と色を決定。

照明の色温度によって、シリカライムの壁面の色味がどのように変化するかを確認しています。
続いて、内装床仕上げのフローリングを検討するため、東京工営のショールームへ。(11/11)こちらでも話題に上がったのは、現在のお住まいとの比較。今の床は無垢のナラフローリングで、節が多い点が少し気になっているとのことでした。

好みの色味を確認しながら、将来的に犬を飼うことも視野に入れ、滑りにくさや傷の付きにくさ、日々のメンテナンス性についても含め、総合的に相談しました。現物を貼った1m角ほどのサンプル板や施工事例のスライドを見ながら、気に入ったフローリングをいくつかピックアップ。実際に使用されている場所をお知らせいただき、後日、建て主の方が現地をご覧になったうえで最終的に決定しました。
続いて、外装仕上げのタイルを検討するため、アイコットリョーワのショールームへ。(12/11)長く住み続けていくことを考え、外装は耐久性に優れたタイル仕上げを採用する方向で検討しています。タイルは形状や貼り方、色味、肌触りなどのバリエーションが非常に多く、印象の幅も大きい素材です。

お好みの質感や色味を確認しつつ、計画に適したタイルの大きさや貼り方についてもご説明しながら、現物サンプルをご覧いただきました。

畳1畳分ほどの大きさで貼られたサンプルは質感の確認には十分ですが、建物全体に貼られた際の見え方までは把握しにくいため、最終的には施工事例のカタログも参照しながらイメージを共有し、仕上げを決定しました。
図面やサンプルだけでは分かりにくい部分を、実物で確かめながら選ぶ時間は、やはり大切だと改めて感じます。
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【設計事務所アーキプレイスでの中庭のある住宅やコートハウス事例】
都会のオアシス中庭のある家、それぞれの時間を大切に犬猫と暮らすコートハウス、細長変形敷地の二世帯コートハウス、蕨市のコートハウス、猫と暮らす中庭のある家、囲まれた家、夏ツバキの家
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