『都会のオアシス中庭のある家』の建て主の方と大和重工株式会社に伺いました。
まずは動画で鋳物ホーロー浴槽ができるまでを学習。
浴槽は、5mm厚の鋳鉄(鋳物)にガラス質のホーロー(琺瑯)を3回焼き付けて密着させ、裏側は断熱材を吹付けています。
5mm厚の鉄でできているので暖まりにくい反面、一度暖まると冷めにくく、浴槽の縁まで暖かくなり、その浴槽に入ったならば、体の芯まで暖まるとのこと。また、ガラス質の表面は陶器のように艶やかで美しく、汚れにくくメンテナンスも簡単とのこと。
>>鋳物ホーロー浴槽の製造工程
「ひろしまさん」という広島県の産業を紹介するTV番組を視聴。
営業所には鋳物ホーロー浴槽キャスティエのCIE-1470とCIE-1675の現物の浴槽が展示されていて、体験しました。
現在入っている浴槽や入り方が基準になり、浴槽の深さ、背もたれの角度、底の長さが快適な入浴ポイントとなりそうです。
浴槽の納め方は、浴槽の立上がりにタイルを貼る方法、浴槽をそのまま置く方法があります。
浴槽をそのまま置く場合は裏面に断熱材は無く、品番が限られます。
>>関連ブログ2013.2.8 鋳物琺瑯(いものホーロー)浴槽 大和重工のCASTIE
>>関連ブログ2017.2.17 建築家31会 × CERA 「Love Bathroom vol.2」に参加します
>>都会のオアシス中庭のある家 CGアニメーション動画
>>これまでの設計・工事経過 都会のオアシス中庭のある家
>>都会のオアシス中庭のある家 竣工写真
【設計事務所アーキプレイスで、お風呂・バスルームにこだわった住宅の事例】
太陽の光を感じる家、東京タワーと桜の見える家、木立に佇む家、阿佐ヶ谷の家、高窓の家、5層なのに3階建ての家
帰りは、事務所開設当時にお手伝いでコンペから基本設計〜実施設計まで担当した本郷三丁目駅を見て帰りました。
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