遠くの海を望む家 TOTO東京センターショールームへ

遠くの海を望む家』(混構造の住宅)の建て主の方と、TOTO東京センターショールームへ行きました。


住宅の浴室の作り方を大きく分けると、

床と壁を防水し、その中に浴槽を設置し、水栓や照明、壁や床の仕上げをすべて自由に選べる在来浴室

防水機能を備た浴槽や床、壁パネルや水栓などがシステム化されたユニットバスルーム

腰高さまでの防水機能を備えた浴槽付きのハーフユニットバスを使って、上壁と天井を自由に仕上げる

の3つの方法があります。(それぞれのメリット・デメリットについては、改めて書きたいと思います)
遠くの海を望む家』の建て主の方には、展示されたいるハーフユニットバスとユニットバスルームを見て体感いただきましたが、選択肢の多さと浴槽の入り心地などから、ユニットバスルームに決められました。



ユニットバスルームは浴槽の形状と材質、水栓やカウンターの形状などからシリーズが分かれていましたが、TOTOでは現在、肩湯機能や間接照明の有る無しという、プラスアルファの機能によりシリーズが分かれています。

窓の下端の高さを浴槽に入って確認。浴槽の淵から窓下端までの高さは最低235mmですが、手すりと肩湯のスイッチを付ける場合は、265mmが最低になります。

浴室内の壁に付ける小物棚は、既存の棚を選ばず、磁石でつく棚を購入される方が増えているそうです。


浴槽のお湯の冷めにくさや浴室自体の温かさやと関係する、浴槽裏面の断熱材はオプションではなく標準性能になっています。


この住宅の浴室には、遠くの海や木立の緑を楽しめる大きな窓をつけるので、壁の一面にアクセントパネルを入れるよりは、一種類のパネルで仕上げることになりました。ただ、白系にするかグレー系にするか、木目調にするかどうかについては、もう少し時間をかけて決められることになりました。

便器は蓋のオート開閉機能の有無、水を貯めておくタンクがあるかどうかで、デザインや価格が違ってきます。

将来故障した時の交換部分の範囲、日常の掃除のしやすさ、使用時の水量等の確認をしながら、1階と2階を同じものに決められました。

設計事務所アーキプレイスで、お風呂・バスルームにこだわった住宅の事例】

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