住宅の空気清浄機の打合せ@株式会社トルネックス

都会のオアシス中庭のある家』では当初より全館空調をご要望でした。全館空調を実現するため、株式会社イゼナの水蓄熱床暖房アクアレイヤーを今回採用しますが、熱源となるエアコンを床暖房のみの熱源として使用するだけでなく、冷房にも使うことにします。冷房時は、床下の空気をカウンターアローファンを付けたダクトで下から上に引っ張り、上から吹き出す仕組みです。ただその吹き出す空気は、清浄されているわけではないため、空気を清浄する方法が課題でした。



今回検討中の空気清浄機トルネックスを建て主の方にご提案する前に、トルネックスの会社へイゼナの前田さんとともに打合せに伺いました。トルネックスの空気清浄機は機械自身で吸って吐く動力を持ち合わせず、その機械を通る空気を清浄するための機械です。冷房時に使用するカウンターアローファンをすでに計画していますので、それを動力として利用します。カウンターアローファンの前にトルネックスの空気清浄機を取付け、清浄になった空気を下から上へ送り出すことにします。冷房時だけでなくオールシーズン、カウンターアローファンを使って家の中の空気を清浄する仕組みです。イゼナのアクアレーヤーと組み合わせることができるかまだ検討は必要そうです。


トルネックスの伊藤さんに空気清浄機の現物でメンテナンスの仕方等ご説明頂きました。半年に一回程度集塵フィルタを自宅で洗浄します。
フィルタの汚れをお知らせするランプ付きのスイッチなので忘れることもありません。機械が大きいのは結露防止の断熱がされているためです。機械の耐用年数は10年程で機械全部を取り替えるのではなく、基盤のみを交換します。


トルネックスの打ち合わせテーブルです。テーブル周りの金属の柱は、空気の流れをつくってエアカーテンとなり、テーブルの真ん中にある丸い部分に吸い込まれていく仕組みになっています。その空気は竜巻(トルネード)を作って吸い込まれていき、これは社名のトルネックスの由来だそうです。現在は分煙が進みお役御免になっていました。

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