コレクターズのマンションリノベ 竣工写真

昨年10月(2023年)にお引き渡ししました『コレクターズのマンションリノベ』(東京都荒川区)の竣工写真です。

延床面積:113.25m2(34.25坪)
設計監理:設計事務所アーキプレイス    施工:セキグチホームテック
家族構成:ご夫婦+子供さんお一人
写真[S.Osawa=大沢誠一、AP=アーキプレイス]

築40年のマンション住戸のフルリノベーション(全面リフォーム)です。計画では窓を開けると自然の風が流れるように、引込み戸を多用しつつ間仕切りは最小限にして各部屋を配置。洗面・洗濯・浴室の水廻りと、個室ゾーンの押入収納の周りは回遊できる動線としました。収納は見せる収納と隠す収納に分けて壁面を有効に使い、将来の増量も考慮して余裕を持った収納量を確保。シングルガラスの既存アルミサッシ窓には内側にLow-Eペアガラスの樹脂窓を加え、外壁面の断熱性能も強化しています。マンションのリフォームでは珍しい柔らかい足触りの杉の無垢フローリングを貼った床では、家族でボードゲームをしたりゴロゴロすることもでき、心やすらぐ仄かな香りも漂います。


玄関  左に行くと父室とリビングに繋がる通路。右に行くと水廻りを通ってキッチンに行くことができる。[S.Osawa]


玄関の冬の冷気が父室やリビングへ流れていかないように、玄関は鏡貼りの引き戸で区画できる。
左側の凹みの中のパイプは傘かけ用
[S.Osawa]


玄関から父室を見る。[S.Osawa]


父室の引き戸を開けて玄関方向を見る。正面は水廻りの引き戸。[S.Osawa]


マンションの外廊下側に面した父室には、既存窓にウインドウエアコンを設け、窓には樹脂製のLIXILの内窓・インプラス(Low-Eペアガラス)設置
壁面の本棚は、上下で奥行きを変えてシナ合板で作り、お好みの色合いで着色した[AP]


リビングダイニング  元の和室は取っ払い広々した約15.5畳の部屋に。
床は柔らかい足触りの杉の無垢フローリング貼り
コンクリートスラブとの間にマンション用防音マット、サウンドプルーフ2 厚22mm、LL=45(木魂 KODAMA)敷き[S.Osawa]


バルコニー側の二つの掃き出し窓の一方は、既存サッシの前に腰壁を作ってデスクコーナーに。[S.Osawa]


デスクコーナーを設けたことで、リビングダイニングに性格の異なる場所が生まれました。[S.Osawa]


家具のカウンターはタモ集成材、扉面材はシナ合板の収納家具  
家具屋さんの施工なので、目地の間隔も揃っていて綺麗にできました[AP]


ガラス扉で中の見える吊り戸棚には、思い出のガラスのお皿や陶器の食器を飾る予定[S.Osawa]


収納家具のディテール[S.Osawa]


キッチンの左奥に水廻りへの引き戸が見える。正面は玄関に繋がる引き戸で、横の畳コーナーの奥にご主人のこもり部屋である「隠し部屋」がある。[S.Osawa]


タモ集成材のカウンターのコーナーの留め加工も綺麗に作ってもらえました。[AP]


床は杉の無垢フローリング(無地上小)
正面はTVやゲーム機器、レコードやDVDを収納する造り付け家具で、横に見える引き戸の向こうは個室ゾーン[S.Osawa]


テレビ台の上部には、テレビ背面を柔らかく照らす間接照明を組み込み[AP]


腰掛けたりゴロンとできる畳コーナー。引き出しや開き収納になったpanasonicの既製品「畳が丘」[S.Osawa]


木口の積層縞模様のラインが美しい、シナアピトン合板で作った本棚
本棚は大きさ的に組み立てたものを現場に搬入できないため、3分割したものを現場でダボを用いてジョイントし、縦板と横板の厚さが全て18mmで統一して見えるように工夫。
[AP]

シナアピトン合板は、シナ材とアピトン材を交互に積層した合板で、シナの肌色とアピトンの赤褐色の色の対比が小口にはっきりしたラインとして現れる面白い建材です。

シナ合板についてのブログはこちら


畳コーナー  正面はマガジンラック[S.Osawa]


マガジンラックが開いた先には、ご主人の「隠し部屋」[S.Osawa]


シナアピトン合板18mmの本棚とマガジンラックのディテール[S.Osawa]


隠し部屋には異性世界が広がる。デスクやベンチにもなる集成材の板を渡している。[S.Osawa]


隠し部屋の換気・給気用開口[AP]


隠し部屋から見る[AP]


隠し部屋は畳面から390mm床が下がっている[S.Osawa]


キッチンのカウンター前にはダイニングテーブルが置かれる[S.Osawa]


キッチンの床は水や汚れに強いビニル床タイル(下地にマンション用防音マット使用)
右の食器棚は費用を抑えるために既製品を購入して設置[S.Osawa]


L型のシステムキッチンは、建て主の方がたくさんのショールームをご覧になり、コーナーの使い方やステンレスを使った耐久性のある作りが気に入られたNASULUCK・ナスラックのセスパ。食洗機はMiele。
[AP]


左は食品ストック用のハーフェレのトールユニット引き出し収納
右上には料理本などの本棚[AP]


洗面脱衣室  
左のパイプスペースの壁は磁石の付くマグネットパネル貼。
右はユニットバスの入り口。正面は電気温水器を目立たないように隠した納戸の引き戸[AP]


水廻りから玄関を見る。通路側への引き戸(姿見兼用の鏡貼り)を閉めたところ。[AP]


洗面脱衣室からキッチン側を見る
排水配管用の床上げ空間(220mm)を利用した体重計置き場
床上げは二重床でゴム付きスチール束、LL=45使用
洗面化粧台のTOTOドレーナは、高身長のご夫婦が使いやすいように50mm嵩上げして設置[S.Osawa]


トイレ  配管のために床は100mm上げている[S.Osawa]


畳コーナーの先に個室ゾーンの和室が見える。床に段差がないのでLOVOT[らぼっと]は縦横無尽に移動できる。左はLOVOTのネスト(充電ステーション)[AP]


和室を見る
手前に子供室の入り口、奥に母室の入り口が見える
[AP]


個室との間の壁の高さは、既存の梁の高さに揃えて上部を欄間として、和室にも光や風を届け、エアコンの風も流れることを期待[AP]


引き戸を開けると、和室からキッチンが見える[S.Osawa]


畳は目積表の縁無し畳で、厚さ40mm[AP]


和室側から子供室を見る  
個室ゾーンの床は節のある杉の無垢フローリング(源平特一)。[S.Osawa]


子供室の既存のアルミサッシの掃き出し窓(シングルガラス)には、樹脂製のLIXILの内窓(インプラス・Low-Eペアガラス)設置して温熱環境を改善。外気に面した壁の室内側には、ボード状の断熱材を入れました。 [S.Osawa]


子供室の引き戸を閉めると、個室のプライバシーは守られる[AP]


ハンガーレールを使った引き込み戸のディテール[AP]


母室  既存のアルミサッシの掃き出し窓(シングルガラス)の前に、断熱材を充填した腰壁を造作。その上に樹脂製のLIXILの内窓(インプラス・Low-Eペアガラス)設置して温熱環境を改善し、外の景色を見ながらリモートワークもできるデスクコーナーに。
右には趣味で集めたキャラクターグッズを並べて楽しむ棚を造作し、一部に無印の引き出しラックを組み入れた。[S.Osawa]


押入収納の周りは収納スペースで、回遊できる動線[S.Osawa]


押入の廻りのディテール[S.Osawa]


押入れの4枚折れ戸の木のつまみ[AP]


押入れ収納の裏の回遊動線に設けたウォークスルークローゼット[AP]


クローゼットは上部棚板とパイプを組み合わせたシンプルな作りで、中間のハンガーパイプは取り外し可能[S.Osawa]

Before写真
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