遠くの海を望む家 お引き渡しをしました

遠くの海を望む家』(地下鉄筋コンクリート1階+地上木造2階建)が竣工し、7/5(土)お引き渡しをしました。

思えば、最初に設計の相談があったのは、新型コロナウイルス感染症の話題が高まり始めていた2020年の3月で、初期案のプレゼン(2020.7.6)をしてから完成までちょうど5年というアーキプレイスでは、最長のプロジェクトになりました。


東側の町道(建築基準法上の道路ではない)から見る。
隣接地は地主の方が樹木を切られたのでスッキリしました。


当初は3階建で進めていて、構造計算適合性判定(適判・てきはん)の対象建築物になるかどうかで進め方が変わるため、平均地盤面の測定位置や小屋組の構成による軒高さの位置の確認を役場や審査機関で行いました。
また、敷地東側の道路(町道)を避難経路として使えるかどうか(町道を建築基準法上の道路として認めてもらえ、あるいは建築基準法の道路に切り替える方法があるか)、敷地西側の路地状敷地部分の一部に位置指定道路を引き込むことができるかどうかについても、葉山役場の担当部署のほか、管轄の土木事務所、葉山消防署に何度も相談に行きました。また、民間の指定確認検査機関7社にも相談に行き可能性を探ったあと、条件をパターン別に整理して一緒に検討しました。


階構成と規模を見直し、地下1階+階高の高い2階建の基本設計案が纏まったのが2022年1月。


コロナ禍やウクライナの戦争の影響による建築費高騰のあおりも受けましたが、傾斜地の難しい工事の依頼先が金子建設さん決まり、外構を除く本体工事の工事契約を結んだのは、ぼぼ1年前の7/15日。


西側道路(幅2m)は、お隣の地主の方の持分(幅2m)と一緒に整備することができました。建物側に見えているスロープは最終的には建て主の方の直発注での工事です。



高低測量の時は草刈りから始めましたが、キイロスズメバチの巣が見つかったため作業を延期して、蜂バスターの方に駆除してもらったこともありました。


敷地を見にきたり、敷地の高低測量を行った時と比べると、西側道路からの景色は様変わりしました。
6/30に竣工写真をいつもお願いしている大沢誠一さんに撮って頂きました。






工事は地盤改良杭の杭打ちから始まり、傾斜地という難しい条件の中、金子建設さんの元で慎重に進んでいきました。


5年という期間の出来事を思い出しながらお引き渡しを行いました。
建て主のNさん、金子建設の会長さん、現場監督の寺川さんをはじめとする全ての工事関係者の皆さま、ありがとうございました。

>>これまでの設計・工事経過 遠くの海を望む家

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